インド−デリーの旅報告(5)デリーの初日。
コンノートプレイス周辺の地図。
日本のような四つ角の連続じゃないから、道が難しい。
↓
■宿舎までの道のり。「怪人」たちが次々と!
ニューデリー駅からコンノートプレイスのホテルまで約2キロ。
地図を見るのは得意なほうだし、2キロなんてすぐだ。
でもこの疲労感。。。
5分ほど歩いた時、「ヘイ!モンゴル?チャイニーズ?」
小柄なインド人が話しかけてきた。
「I'm Japanese.」と笑顔で返事。
すると、さらにそのインド人は日本は寿司がうまいとか、弟が大阪に行ったことがあるとか、今日は天気がいいとか、どうでもいいことをやたら話しかけてくる。
英語が得意なようだ。
適当に返事していると最後に「ウチのオフィスが近くなんだが、チャイ(インドの甘〜いミルクティー)でも飲みにこないか」
でた!!!こいつもか!!!
「No thank you!」と言いつつ、後ろを振り返ると、ギョッとした。
俺を見ながら俺と同じ方向に歩いているインド人が10人もいた。
たぶんニューデリー駅から後ろからつけてきたんだ…。
さらに悪いことに道に迷った。
コンノートプレイス周辺の道路は四つ角の集合体ではないので、知らず知らずのうちに変な方向に歩いてたんだ。
朝のラッシュ時間にさしかかってきたし、気温はたぶん35度いってる。
冷静に自分を取り戻し、現在時点を確認。
「ヘイ!乗れよ!どこまで?乗れよ!」
オートリクシャのおっさんが執拗につきまとってくる。
頼むから冷静さを取り戻す時間をくれよ!
■やっと宿舎到着
1時間ほどしてようやく私の予約済みの宿舎「Janpath Guest House」に到着!
「歩き方」07年版には掲載されているが、08年版には掲載されていないこのホテル。
場所はいい。
さらに周辺にはエクスチェンジ(両替所)もたくさんある。
空港よりもレートはかなりいい。
先に800ドルを両替。
急にワクワクしてきた。
ひどく「インド臭」のする階段を上がるとインド人のおっさん2人。今までのインド人とは違い、愛想が悪い。
自分の名前を告げると、料金の確認。
一泊450Rs(ルビー)。
日本円にして約1100円。
すぐに部屋に通してくれた。
おおお!
エアコンなし。
でかくて、騒音の激しい扇風機が天井からぶら下がってる。
窓なし。
汚いトイレ、シャワー。
そして強烈なインド臭。
避難路なんて、日本のホテルに泊まるときに確認したことなんてなかったが、さすがにココでは確認した。
シャワーを浴びると生き返った。温水なんて出ないが今の季節、ちょうどいい。
気持ちよかった〜。
やっと一人になれた。
一人っていい!
スッポンポンのまま、夕方まで眠りました。
【つづく】