インド−デリーの旅報告(11)デリーの2日目。
■内需拡大の片鱗―どこも従業員が多い
「貧しいインド」は空港を出るなり実感できるけど、「急成長するインド」を実感することはIT関連の職場を見学させてもらったわけでもないし、むずかしい。
でも、インドが積極的に内需拡大をしようとしている姿勢を感じたのは「どの店も極めて従業員が多い」ということだった。
(1)南インドレストラン「サガール」(SAGAR)
初日と3日目に行った。
日本のファミレスは、ウエイトレスのおねえさんが一人でフロアを走り回っているじゃないですか。「ピンポーン!」「ただいま参りま〜す!」な〜んて。
インドのレストランでは日本と同規模のフロアに日本の10倍ほどの従業員が働いている。
ホテルから歩いて2、3分のところにある南インドレストラン「サガール」(SAGAR)。
「歩き方」にも紹介されている有名店。
昼には行列ができる。
ワンフロアーに、ガードマン、客席を案内する人、注文をとる人、料理を運ぶ人、お皿を片付ける人、会計する人、全部違う従業員が約15人だ。
みんな生きいき働いてる。
生のフルーツを使ったジュース(Rs60〜80)はとてもおいしかった。
タリーというインドの定食がRs100(250円)ほど。
これはサガールのタリー(定食)。
小さな容器には、カレーやヨーグルトなど色々な惣菜が入ってる。
けっこう腹いっぱいになった。
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外国に行ったとき、いつも思うけど、外国人は日本人に比べてかなり太ってる人が多い。
1回に食べる量も日本の1.2倍ほどあるんじゃないかな。
北インド料理はナンなどの小麦が主食、南インドはご飯が主食らしい。
なので、ここの店ではご飯を中心に出していた。
もちろんインド人は手で実にうまく食う。
カレーとご飯を混ぜてそれを手で器用に口に入れる様は実に美しかった。
俺がそれをやるとたちどころに赤ちゃんのようグチャグチャになってしまうことは容易に予想できるので、手を使うことはやめ、日本代表として割り箸を使って食った。
割り箸をカバンから取り出すとき、「シャキーン!」と言って取り出した。
みんなもっと注目してくれるのかと思ってたけど、寄ってきたのは子どもばかり。
(スベったっていう感じ?)
食べながら「このレストラン「サガール」って、ひょっとして庶民は来れない高級店かも?世界共通のマクドなら従業員数が多いか少ないか比較できる」と思ったのでその2、3軒先のマクドナルドにも行ってみた。
【つづく】
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