インド−デリーの旅報告(3)デリーの初日。
空港で夜を明かし、ようやく空が明るくなったので、たむろし待ち受けるインド人「客引き」内に突入・突破!
もちろん俺は「No thank you!!」とニラみを効かせながら。内心ビビリまくり。
そして、「EATS」という緑色のバスに飛び乗り、運転手さんに行き先である「コンノートプレイス!」と告げた。
運転手さんは極めて無愛想。
「大丈夫かぃな…」と思う間もなく急発進。
すると…
「Puuuuuuuuuuuu!! Puuuuuuuuuuuu!! Puuuuuuuuuuuu!! Puuuuuuuuuuuu!!Puuuuuuuuuuuu!! Puuuuuuuuuuuu!!」
おいおい。
クラクション鳴らしまくりながら走ってるやんけ。
しかもオートリクシャ(自動三輪)を煽りながら…
「こ、この運転手、イカれてる…」
と思ったのもつかの間、なんと他の車も同じような運転だ。
バス車内に目を向けると、お客さんは眠そうなインド人たち。
みんな俺を珍しそうに見てる。
妙な空気や。
心細い。
本当に宿舎のあるコンノートプレイスに停まってくれるのだろうか…。
40分も走ったころ、車掌(もちインド人)が俺に(たぶんヒンディー語)話しかけてきた。怖い顔だ。
ん?「モゴモゴ…モゴモゴ…new delhi station…モゴモゴ」
どうやら、コンノートプレイスに停まらず、ニューデリー駅まで来てしまった」らしい。。。
最悪やん!
なんちゅうこっちゃ!
でも、ニューデリー駅からコンノートプレイスまで約2?。歩ける距離。
車道のど真ん中だけど、飛び降りた。
そしてとりあえずニューデリー駅へ。
昨日は寝てないし、もうフラフラ。
でもまだ朝の7時。
でも、これから更なるいばらの道が続くことに…
【つづく】