インド−デリーの旅報告(4)デリーの初日。

この写真はニューデリー駅東口から2階を通って西口(正面玄関)に向けて歩いているところ。当たり前だがインド人ばかりだ。

ニューデリー駅はすごい人。
何を言ってるのかわからないアナウンスがずっと流れてる。
砂埃が舞う中、寝てる人、並んでる人、乞食など、ホントみんな何をしてるのか。
とにかくごった返してた。


「せっかくニューデリー駅におろしてもらったんだから、タージマハルのあるアグラまでの鉄道予約をしてみよう」と思いついた俺。


実は3日前に日本からネットで鉄道予約にチャレンジしたんだけど、もうすでに莫大な人数のWL(ウエイティングリスト)数。
なので、日本からのネット予約はあきらめた。時間通りインドに到着し、予約した電車に乗車できるかどうかもわからないし。


ニューデリー駅では「Foreign Tourist Reservation」(外国人旅行者用窓口)を探す。駅2階ですぐに発見。
でも、営業時間は8時から…。


すると…
「お困りですね。東京から?大阪から?私はここの職員ですが、営業は8時からですよ。今の時間はあちらで受け付けていますよ」と小太りの30〜40歳くらいのインド人A。


きた!悪徳旅行業者に違いない!
と、確信しつつ、ひょっとしたら本物の可能性もあるかもと、途中まで付いていく。
すると、「ここからは彼が道案内します」と言われ、別のインド人Bが登場。
Bは私の「地球の歩き方」をパラパラめくり、「ここの観光局(DTTDC)に行けば必ず電車チケットが手に入るよ」と。
地球の歩き方」に載っている被害体験談とやり口は全く同じ。
彼らは野放しで、今も活動してるんや。。。


わかってはいても、疲れがどっと出た。
私は「Thank you」と言って、彼の指す方向とは逆方向のホテルへ歩いて向かうことに。
【つづく】