インド−デリーの旅報告(7)デリーの2日目。


■2日目はアグラ(agra)へバス旅行

「7時集合」のはずなのに、愛想の悪いインド観光局のおっさんから「6時30分に来るように」念をおされてた。
大体、俺は会議でも何でも、約束の時間10〜15分前には必ず現地に行くようにしてる。
その私に向かって念押しとは…
な〜んて、言いません。
返事は笑顔で「OK!」


2日目の朝。
携帯電話のタイマーは午前5時30分に娘の声で「起きろー!」の声。


飛び起きて、シャワーを浴び、もう午前6時。
いざ出発だ!!


集合場所はホテルから歩いて10分ほどの場所。
その途中、大きな寺院があるんだけど、数百人がその寺院の周囲に寝てた。
たぶん「施し」があるんだろう。
集合場所付近では朝の「花市」が開催中。
でとても賑わってる。



※2日目になってようやく写真を撮る余裕が出てきた。


オートリクシャの運転手たちがおどけてる。
まるで俺に見せるように、
エンジンをかけ出発しようとする別のオートリクシャの排気口をゴムぞうりでふさいで、
声を殺して「ククク!」と笑う。
俺も一緒に声を殺して「ククク!」笑ってやった。


そうこうしているうちに、ヨーロッパ系の顔の女性数人が集まってきた!
よかった!
やはりこのツアーは本物だったようだ!
参加者(客)は、
日本のおれ(42歳)、
ドイツ20代女性1人、
ギリシャ40代女性2人、
アメリカ20代女性1人、
インド南部から20代男女2人、
インド西部から50代男性1人
合計8人。
みんな少し緊張した面持ちだ。


バスが到着!
おお!エアコンがバリバリ効いてる!
うれしぃ!


主催者側インド人がバスに乗り込む。
運転手含め、5人ものスタッフ。
交代で運転するのだろうか…
自分も含めた客は予約表を示してバスに乗り込む。
動き出した!


するとすぐに、50歳くらいのインド人男性ででやたらシャツがパリッとした主催者がバス内で客に向かって挨拶をはじめた。

英語?のようなんだけど、何を言ってるのかさっぱりわからない。


まあでも、とりあえず動き出した。
オートリクシャのおっさんたちに「バイバイ!」と手を振って出発した。
デリーに慣れてきたし、胸ワクワクの2日目だ。

【つづく】